FC2ブログ

ゴールデンを初めて迎えられるご家族様や、これから飼いたいと検討されているご家族さまへ

ゴールデンを初めて迎えられるご家族にとっては、何でも未知の世界だと思います。
全てが初めての体験ですので、育てることや躾が大変だと感じられる方が大半だと思います。

パピーを育ててる飼い主さんからよく耳にする言葉は「小悪魔」「ピラニア」「怪獣」などです(笑)
中には「こんなに大変だとは思っていなかった」という言葉も聞いたことがあります。

それが笑顔で言えるようになれば良いのですが、愛情を与えるのを止めて手放す人もまれに聞きます。
大型犬は直ぐに大きくなりますからね。
体重は30kg前後になりますので、しっかり飼い主さんが主導権を握り、服従心を育てていなければ扱えません。

基本的にゴールデンは遊び好きで明るい性格です。
レトリーバーの名の通り物を運ぶのが得意で泳ぐのも好きです。
そして賢く観察力があり、人との接触が好きな犬種です。
ですので警察犬種としても認められていて、その他に介助犬やセラピー犬、盲導犬、捜索犬などのように幅広く人の力になっている能力の高い犬種です。

だからこそ犬種の特性を生かし、利用し正しい躾が必要です。
何でも直ぐに覚えてしまいますので、厄介な犬になってしまうケースも少なくありません。
だからと言って、あまり神経質に育てると犬も神経質になります。

そこらへんの接し方は犬の性格を見ながらと言いたいところですが、
初めての飼い主さんはそんな余裕がある訳ないですね。

1番良いのは 犬をよく観察することです。
そして次に、その子の行動を先読みして導いてあげるのです。
そうやって先に良い行動を経験させて学ばせます。
私はよく「褒めてあげるチャンス」と言っています。
その成功体験を繰り返すことで自然と良い行動が身に付きます。
親がギャンギャン怒鳴る必要はないのです(笑)

「子犬の時はよく叱ってばかりだった」と言われる飼い主さんが多いです。
あれダメ!これダメ!って。
あれこれ干渉しすぎると、人間の子供といっしょですよね、犬をダメにしてしまう方もいます。

そりゃ犬だって何でもダメダメ言われてると、嫌気が差しますよね。
「ダメ」を連発すると、「ダメ」の意味も理解度も低くなります。(ダメがきかなくなります。)

私は良いことばかりは言いません。
我が子しか知らなければ、きっと良い事しか言えなかったと思います。
ゴルは最高!躾なんて楽チン、困ったことなんてあったっけ?って。
(実際に苦に感じたことがなく、躾でも悩んだことがないんです。訓練は別ですが。)

ゴル飼い歴20年の間に、色んな子達を見て接し、躾の相談も多々受けて来ましたので、
きっと このような事も書けるようになったのでしょう。
中には、飼い主さんの手に負えない子もいました。
いくつになっても悪さが耐えない子もいました。
愛犬に本気で噛まれる飼い主さんも数頭いました。

ゴル好きの私にとっては衝撃的な話もいくつもありました。
正直、私は犬に問題があるとは思っていなくて、どう育てたらそうなるの?って感じです。
でも飼い主さんのほとんどが、分からず気付かず本気で悩んでいたり、
自分の子を躾けるのに一生懸命だったりするのを感じると、私なんぞのアドバイスで良ければ、、、と。
分かる範囲で出来る限りのアドバイスをしてきました。
もちろん、米ゴル、英ゴル、性別、犬舎にかかわらず犬種も問わずです。

だから良い事ばかりは言えないんです。
血統が影響する面もありますが、(血統に関して書くと、ものすごく長くなるので省略しますが、)
大半は育て方で変わると感じてきました。
何でも吸収できる能力の高い犬種だからこそ、何色にでも染められると知っているからです。

だから、初めて飼われる方はこの事を知っておいて欲しいです。

いくら優秀な両親から産まれ、素質を持っていても何もしなければ「ただの犬」です。
よく勘違いされるのですが、親が賢いからって子は直ぐに同じようになるわけではありません。
その子は素質は持っていますので教えればいいのです。
人間の子供もそうですが教育が大切です。

最初から何でも言うことを聞き、何でも出来る犬はこの世にいません。
こちらが求めていること、やって欲しいことなど、人が望む行動なんて教えなければできるようになりません。
だって犬なんですもの、人とは違います。
確かに感情面では人と近いですが、考え方や学習の仕方、習性など違うところがあります。
人間の感情や感覚で犬を見ると擬人化してしまい、飼い主さんは心が通じていると思い込んでいる場合がありますが、実際はそうでないことがあります。
その思いが一方通行でも幸せだと感じている方はそれでOKだと思いますが、
大半が自分の都合の良いように考え、褒めたり叱ったりしています。
それじゃ犬は悩み、もっと心は通じ合えません。
だから、あれこれ考えるよりも単純に観察するのが1番なんです。

この子は何を考えてるのだろう?次に何をするのだろう?
何を求めているのだろう?どうやったら喜ぶのだろう?
その子が喜ぶことを見つけると、それを躾に利用できます。

よく耳にするのが、「この子はバカだ」って言う方がいます。(犬種問わず)
私からみるとバカなのは犬ではなく飼い主さんです。
求めるばかりで何の努力もせず、教える事もできないのにバカだなんて・・・
そりゃひどすぎますよね。
近所にもいます。
「この子は何もできないからね~」って。
この子はバカなのよ的な目で笑ってる方が。

そりゃ あなたが教えてないからでしょって話です。
知らないのです、犬のことを。
家族と言いながら何もその子の事を知らないのです。
気の毒になります。

特別何かができるから良い子ではありません。
訓練しなきゃダメですか?とか質問される事もありますが、
訓練なんて最初からやる必要はありません。
(躾と訓練は違います。)
私の場合は訓練は躾ができてから。躾の延長で訓練は楽しむものと考えています。
分かりやすく言えば、訓練で良い成績を残している犬が家庭犬として最高とは限らないという事です。
(躾は生活能力、訓練は競技能力でしょうか。)

まずは躾です。
一緒に生活するのに困らないようにマナーを身に付けるのが先です。
社会に馴染み、人に迷惑をかけないように育てるのが重要です。
その子がストレス無く人との生活ができるようになる、隣にいる事が空気のような存在になるまでは時間がかかります。
躾はその子が生活するのに必要なことで、訓練より重要だと思います。


理想の子に育てるには努力が必要であり、犬のことを知る必要がある事を書きたかっただけなのに、
こんなに長文になってしまいました(汗)

ブリーダーらしくない発言かも知れませんが、うちの親犬達が楽な子だからといって良い事ばかりは書けません。
それは私が感じてきた事であって、初めて飼われる方とは違うからです。

お問い合わせも徐々に増えてきましたので、
これから飼おうと思っている方や、欲しいと思っている方のために書こうと思いました。


640_DSC_8430(1).jpg

当舎の子犬達はみんな噛み加減(甘噛み)を習得させて旅立たせます。
社会化も出来る限り行なって来ました。
しかし大人の歯が生えそろうまでは甘噛みでも痛い時があります。
乳歯は針のように尖っていて、本犬は甘噛みのつもりでも人の薄い皮膚なんて歯が擦れただけでも直ぐ傷付きます。

640_DSC_8350(1).jpg
特に小さな子供がいるご家庭でしたら、扱い方をお子さんにも教える必要があります。
子犬は遊びのつもりでお子さんの手足に絡んできます。
その時に下手に逃げると、「子犬は遊んでもらっている」と勘違いして余計に絡んでいきます。

640_DSC_8284(1).jpg
その時に子犬をひどく叱ると、子犬は子供が嫌いになります、そればかりか恐怖を覚えてしまうこともあります。
ですのでそのような時は噛んでも良いおもちゃやを与えて、引っ張りっこなどをして遊んであげる事を教えてあげて下さい。
そしてお子さんの手からフードを与える事もやってみて下さい。
もちろん飼い主さまも同様です。
その時はフードを5粒くらい手に握り、待て!と言います。
しばらくは待てずにバタバタするかもしれませんが、子犬の顔の前でヨシ!と言って握った手を開いて下さい。

640_DSC_8373(1).jpg
そうすることでお子さんの手でも、ご飯や美味しいものをくれるもの、手はナデナデしてくれるものと理解するようになります。
「待て」のコマンドは必ず教えた方がいいです。あとあと楽です。
最終的にアイコンタクトしながらヨシのコマンドを待てるように育てます。

640_DSC_8276(1).jpg

640_DSC_8279(1).jpg
犬の子育ては神経質になりすぎず、大らかな気持ちで接するようにして下さい。
楽しく育てるのが理想ですが、子犬が家族のみんなに慣れて社会に慣れ、互いに求めるものが分かり合えるまでは
時間がかかりますので、どうぞ焦らず気長にコツコツと諦めずに接してあげてください。

640_DSC_8297(1).jpg
640_DSC_8294(1).jpg
子犬も最初は人間の赤ちゃんと同じなんだねって思ってください。
何もわからないので口にできるものは何でも口にします。
興味津々で手の届くところの物は何でも知りたがります。
子供ってよく「何で?」って聞きますよね、「何だろう?」って考えますよね。
子犬にも似たような時期があります。

電気のコードや薬など危険な物は、子犬が手の届く所に置かないでください。
ダメなものは1つ1つ教える必要があります。

640_DSC_8331(1).jpg
640_DSC_8328(1).jpg
誤飲してお腹を切る子もいます。
そうなると犬も痛い思いをしますし、飼い主さんの出費もかなりイタイです。


640_DSC_8490(1).jpg
640_DSC_8491(1).jpg

正しい行動を教える、悪い行動をさせない、して欲しくない行動はバシっと分かりやすく叱る、それを繰り返すことで身に付き必ず良い子になります。
叱ったままで終わらせるのでなく、最後は必ず褒めてあげられる事をさせて終わらせて下さい。
こちらの求める犬になってもらうには、その子のことを知る必要があります。

トイレの躾は部屋が広ければ広いほど迷います。
最初は狭いスペースから始めた方がミスは少ないです。

寝起きは必ずトイレに誘導してあげてください。
寝起きはだいたいシッコをするので、褒めてあげるチャンスです。
遊んでいる最中でも気がつけばトイレに誘導してみて下さい。
トイレは失敗させない、成功率を上げて褒めるのがポイントです。
成功したらフードを1粒偉いね~って口に持って行ってあげてください。

慣れるまでは大変かと思いますが、小さい時はあっという間に過ぎるので、
楽しみながら育てようって気持ちを持つと苦にならないと思います。
トイレを失敗させないように誘導したり、褒めてあげられる行動を教えてあげることで信頼関係は築けます。



参考にして頂きたいHPを貼っておきます。
本を購入しなくても無料ダウンロードができます。

ダンバー博士のしつけのいろいろ

躾に完璧はありません。
やらなくちゃ!と焦ったりする必要もありません。
イヤイヤ教えても犬には伝わりませんから、楽しみながらやるのが1番です。
犬って不思議ですが、どんな子でもその家庭にあった子になります。

躾を諦めるのは簡単ですが、諦めた時点でそれだけの犬になります。
最初から何でも出来る子はいません。

人と関わり、愛情を受け、根気よく物事を教えてこそ、この子達は人の事がよく分かるようになります。
努力したぶんだけ必ず応えてくれるます。

特に子犬の時はつぃつぃ「ダメ!」とか「コラ!」とか言いがちですが、
1年なんてあっという間です。
だから「良い子だね~」とか「可愛いね~」とか言ってあげられる回数が多ければ多いほど、
とても素晴らしい大人に成長します。

10年以上共に過ごす家族ですから、最低でも1年は躾を頑張ってください。
必ずかけがえのない存在になります。

愛しい存在になると、穏やかな生活が送れます。
大型犬は1歳半で人間に例えると高校生くらいです。
2歳には成人です。
それだけ成長のスピードが早く、歳をとるもの早いです。

ゴールデンを1度知ると、私の場合はもう他犬種に目がいかなくなりました。
それだけ本当に素晴らしい犬種です。

飼うなら この素晴らしさを少しでも多くの方に知って頂きたいと思ってます。
当舎の子に限らず、1頭でも多くのゴールデンが、一人でも多くの飼い主さんが幸せになりますように・・・

なので、この記事は限定公開にはしません。
生意気にって思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
そこは温かい目でご覧下さると幸いです。
スタートしたばかりです、私はまだまだこれからだと思ってますので、
犬達と今後も共に成長して行こうと思います。


他の限定公開記事はパスワードが必要となってます。
お手数おかけして申し訳ありませんが、以前とパスワードが違いますので、
読みたい方は連絡下さい。



ランキングに参加してます♪→犬ブログ ゴールデンレトリバーへ
関連記事